矯正の方法

治療する歯科医

歯列矯正というと、歯並びを動かしやすく、短期間で効果が現れる子供のうちにスタートするのが一般的です。
その一方で、最近では大人になってから始める方も増えてきています。
その背景として、きれいな歯並びでいることの価値が社会的に認められるようになったこと、ライフスタイルに応じた矯正が可能になったことなどがあげられます。
社会人になってからの歯列矯正は、見た目に相手に分かってしまうことが難点でした。
しかし、歯の裏側に装置を取り付けて、外見に影響を及ぼさない治療が普及したことで、周囲に気づかれることなく治療を進めることが可能になりました。
年齢的な制限は特に設けられておらず、持病や歯と歯茎の状態に問題がなければ治療を始めることができます。

見えない歯列矯正の中でも広く浸透しているものとして、「インコグニート」と、「STb」があります。
インコグニートは、3Dスキャンを取り入れ、ドイツの工場で一人ひとりの歯型に基づいてピッタリの装具を作成してもらうことができます。
装具をドイツで作成するため、数週間かかりますが、患者さんの違和感や負担が少なく、装具の脱落も少なく、治療の効果も上がりやすいとされています。
「STb」については、装具が小さめに作られており、薄くて丸みを帯びた形状をしているため、装着中に違和感を感じにくいとされています。
また、矯正の際にかける力が弱くて済むため、痛みを感じにくいとされています。
装具の改良により比較的短時間で効果が得られるため、取り組む人が増えてきています。